2011年02月16日

SIGMUS89@九大

…に、参加してまいりました。プログラムはこちら:

第89回音楽情報科学研究会・プログラム
http://www.sigmus.jp//SIG/sig201102program.html

今回は、音楽音響研究会(MA研)との共催であり、かつ卒修論シーズンということもあり?、大量29件もの発表申込がありました。その分、各発表の時間が通常よりも短くなってしまいましたが、音響から創作系までバラエティ豊富な内容で、楽しく聴講させていただきました。

特に、初日の特別企画「ライブ&トーク」は、事前の期待を超えておもしろかったです。毎年12月は、研究会と一緒にインターカレッジコンサートも開催されており、そちらはそちらで楽しいのですが、玄人色満載で、芸術シロウトな工学系研究者としては高尚すぎる内容でもあります(苦笑)。

今回の企画での「ライブ」の部分自体はインカレと似ているのですが、その後の「トーク」が制作者からのコンセプト説明だけでなく、パネリストの先生方とのフリートークという形式(複数の先生に制作者の学生が囲まれるという図w)をとったことにより、なごやかな雰囲気の中、制作時の苦労や思わぬこぼれ話も聞くことができ、シロウトでも興味深く楽しめました。芸術工学科のキャンパスという、場所や人(ライブの演出にこなれた学生さん)にも恵まれた結果だと思いますが、またいつか開催してもらいたいと思える良企画でした。

そして、今回は私が共著で入っているインターン生による発表もありました。事前にさんざん練習しており、本番も大丈夫だろうとわかっていても、実際に聴いているとなぜだか緊張してしまいます(苦笑)。発表は立派にこなし、事後に多くの方からコメントもいただいたようなので、結果的には成功だったと思います。おつかれさまでした!

一方、自分の研究テーマとの関連が深い検索のセッションについては、突っ込み方が甘い発表が多かったように思えます。このエラソーなツイートにも関連しますが、世界での情報検索関連の研究(音楽だけでなく、画像や映像、もちろんテキストも含む)は、Webで集めた大規模データを活用した方式が主流になっています。国内研究会での発表実績を積むことがゴールであれば別に構いませんが、論文を大々的に発表したいのであれば、Web情報の活用は避けられません。その意識を持って、既存研究やWeb公開データについて、しっかり調査することを、同分野の研究者にはオススメします。拙筆ながら、下記の解説記事も多少は参考になるかと:

帆足:マルチメディア検索の最先端(5)音楽情報の検索,
映像情報メディア学会誌,64(5),pp.701-707,2010年5月.
CiNiiのリンク


ともあれ、これで2010年度のSIGMUS研究会はすべて終了。2011年度からは主査が平#先生に代わり、今年で運営委員の任期満了予定だった私も、幹事として引き続き運営に携わる予定です。これまで以上にSIGMUSが盛り上がるよう、微力ながらサポートしていければと考えていますので、引き続きよろしくお願いいたします!
posted by ほあほあ at 22:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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