2010年05月13日

「ツイッターノミクス」

…を、読みました。

内容は、いわゆるツイッターのマニュアル的なものではなく、企業のマーケティング観点からのソーシャルメディアとの付き合い方の指南書といった感じ。実例も多数紹介されており、非常に興味深い内容でしたが、それゆえ、本書のタイトルの付け方に若干の違和感も。(「ツイッター」と付けた方が売れるだろう的な判断でしょうが…)

本書では、ソーシャルメディア上での信頼度を表す貨幣的な「ウッフィー(whuffie)」という概念を提唱しています。そして、滅私奉公的な精神でその「ウッフィー」を稼ぐことにより、ソーシャルメディア上での企業の信頼度が上がり、結果的に市場経済での収入につながることを主張しています。この文章だけ切り出すと「ほんまかいな」と感じる人は多いと思いますが、本書で紹介されているさまざまな企業での実例を読むと、非常に納得感があります。

また、これからソーシャルメディアに進出しようとしている人・企業向けに、著者によるアドバイスとして、「ウッフィーを増やす五つの原則」や「ウェブ上で顧客を増やす八つの秘訣」など、わかりやすい形でまとめられ、解説されています。個人的には、これらの箇条書きのところだけ切り出して、いざという時(どんな時だろ?)の心がけとして、頭に入れておくべきと感じました。

ということで、なかなかの良書だと思ったのですが、それゆえ(しつこいですが)タイトルが残念…。ソーシャルメディアが近い将来になくなるとは考えにくいのですが、その中で今流行っている特定のサービス名を冠としてしまったため、ン年後に単なる流行本扱いされてしまわないかと、懸念します。まぁ、余計なお世話でしょうけど。。

ツイッターノミクス TwitterNomicsツイッターノミクス TwitterNomics
村井 章子

文藝春秋 2010-03-11
売り上げランキング : 627
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by ほあほあ at 09:09| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うーむ、読んでみようかな。
Posted by ごろすけ at 2010年05月13日 12:30
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。