2011年01月23日

無事に投稿完了

少しばたつきましたが、年始恒例の論文投稿地獄の大きなヤマはなんとか乗り越えられました。

自分の論文については、ブログという公の場でどんな内容のモノをどこの会議に出したのかは申し上げづらいのですが、投稿〆切の前日(注:JSTに換算した場合)に勤務先の計画停電が行われるという、ある意味非常事態にも関わらず、まぁなんとか投稿にはこじつけることができました。実質的〆切時刻(=停電のためにネットワークが落とされる時刻)の直前まで、投稿→見直し→間違い発見→再投稿…的な作業を繰り返すバタバタっぷりではありましたが。

ところで、上記のような慌て方をするのは私だけなのかなぁと思っていたら、以下のような情報がTLに。

松尾ぐみの論文の書き方:英語論文
http://ymatsuo.com/japanese/ronbun_eng.html


東大・松尾豊先生のところでまとめられている論文の書き方です。詳細な内容は上記のページをご確認いただきたいのですが、大雑把に言ってしまうと、私が今の職場に入社以来、試行錯誤しながら身につけた論文執筆プロセスがほぼそのまんま書かれており、納得感が高い内容でした。逆にいうと、私がなんとなーく身につけてきた手法がきちんと体系的に説明できているので、私の拙い説明を聞くよりもこのページを見れ!と言ったほうが早そうだなぁと、感心しました。やはりプロの教育者は違いますね。。

そういう意味では、こちらも↓参考になる内容なので、併せて紹介させていただきます。
松尾ぐみの論文の書き方
http://ymatsuo.com/japanese/ronbun_jpn.html


私は、運良く国際会議に採択された場合でも、だいたいは borderline というしょぼい研究者ではありますが、それでもボーダーラインを越えられているのは、〆切直前(場合によっては〆切後も…)推敲を何度も何度も繰り返し、自分なりの完成度を上げていったからだと自負しています。論文を書くときには、この推敲の分も含めてスケジュールを見積もっておくことが非常に重要ですね。頑張りましょう>誰ともなく。






…と、エラソーなことを言ってますが、今回投稿した論文は正直ビミョーかなぁと(苦笑)。
posted by ほあほあ at 11:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

「ドーン」

…と言っても爆発音ではなく、「夜明け」の「DAWN」のこと。
そんなタイトルの本を図書館で借りて読みました。

ドーン (100周年書き下ろし)ドーン (100周年書き下ろし)
平野 啓一郎

講談社 2009-07-10
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平野啓一郎の作品は初めて読みましたが、芥川賞作家らしい重厚な表現(注:自分がよく読んでいるミステリーとの相対比較)で、登場人物の葛藤がみっちりと描かれており、なかなか重たい作品でした。ただ、ストーリー自体は火星へのミッション、そこで発生した事件、そして米国大統領選&その選挙を巡る陰謀…など、エンターテイニングな内容になっており、楽しく読み終えることができました。

それよりも感心したのは(という言い方もアレですが^^;)、本作で描かれている近未来の描写でした。

世界中の監視カメラの映像を対象に任意の人物を顔検出で検索することができる「散影」システムや、AR的な技術など、現在の最先端テクノロジーの20年後くらいの発展形が物語の中に違和感なく描かれており、ある意味、我々研究者がたまに想像する20〜30年後の未来よりも的確(というよりはリアル?)な予測にも感じました。研究者目線だと、どうしても技術的な観点からの予測になってしまうのですが、本作では、技術の発展にともなう人間の生活、社会全体、そして人間の心理的な変化にまで踏み込んだ描写になっており、よりリアルだなぁと。

そして、本作のコアとなっている「分人主義(dividualism)」という考え方(人は単独の人格で構成されているのではなく、相手によって使い分けられている複数の人格からなる)も、ソーシャルメディアの普及によって複雑になってきている現在の人間関係の発展形の1つにも思えて、今後ソーシャルメディアを対象に研究をしたり、実際に利用したりする身としてはいろいろと考えさせられる内容でした。現在、そもそも存在する考え方なのか、作者が本作のために作った考え方なのかはわかりませんが。。

フィクションではありますが、いろんな意味で人類、そして技術の未来について想像をかきたててくれる良作でした。
posted by ほあほあ at 23:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〆切地獄

2011年はブログもがんばるぞ!宣言から、早くも1.5週間くらい放置してしまったので、取り急ぎのエントリー。

同じ分野の研究者にはご理解いただけると思いますが、例年1月は大会系の論文の〆切が多数発生します。そのため、我々には「おとそ気分」なる概念は存在せず(むしろ「正月休みはいらねー」と思ってる人多いはず)、年始早々から論文執筆に追われる日々です。

私の職場では、いまどきの企業にしては珍しく、学会での発表を奨励しており、若手研究員は大会系の発表がほぼ義務付けられています。必然的に、この時期には若手研究員の原稿が飛び交うこととなるわけですが、そんな若手のみなさんの原稿に加え、一緒に研究している学生さんも今年は同じ時期にガンガン論文を出してくるものですから、いやぁ〜、正直なかなか大変です。

ところで、大学の先生方はそんな私の何倍もの数の論文(卒論・修論含めて)を見ているはずなのですが、いったいどうやってさばいているのか、不思議で仕方ありません。何かコツがあれば、ぜひご教授いただきたく。。

…と、そんな他人の〆切の大きな山はなんとか越えられたものの、いつの間にやら自分の原稿の〆切も迫ってきていて、今慌てて論文を執筆しているところです。それなりの国際会議への投稿を目指しているのですが、必死こいてがんばっている世界中の研究者がいる中、こんなノリで書いている論文がacceptされるのでしょうか。というか、投稿できるのでしょうか。

乞うご期待!(何をや)
posted by ほあほあ at 00:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月05日

新年にあたり

…軽〜くエントリーしときます。

2010年は肩書きが変わり、プロジェクトメンバーの研究管理に業務の比重がシフトした一年でした。

ヒラ研究員時代でも、インターン生や後輩の研究の面倒を見ていたりしたので、あんまり仕事の内容も変わらないのかなぁ〜と考えていたのですが、実際にそういう立場になってみると、思いのほか、仕事に対する意識を変える必要に迫られました。詳細な背景はココではご紹介しかねますが(苦笑)、いろんな意味で自分の未熟さを思い知らされた一年だったなぁ…というのが正直な実感です。

そんな2010年に比べると、2011年は平穏な一年…になるといいのですが、なんやかんや激しい変化はありそうなので、気を引き締めていかなあかんなぁと考えてます。引き続き、よろしくお願いします>誰ともなく

で、このブログについては、昨年の振り返りエントリーでも申し上げた通り、event driven な内容中心になったことと、エントリー数が減ったことを反省してます。その背景としては、自分の本名・本所属を晒しているTwitterアカウントからこのブログへの導線を引いたことにより、「ヘタなことは言えないなぁ〜」と考え、変に萎縮してしまったことが一因でもあります(学会への参加は公の情報なので、エントリーが書きやすいんですよね…)。

その反省を振り返り、2011年はこのブログでもより積極的に情報発信することを宣言します。具体的には、週1くらいの頻度でエントリーをアップできればなぁ〜と思いますし(若干心配)、会社に怒られない範囲内で(苦笑)、個人的な考えについても発信したいです。

ということで、本年も何卒よろしくお願いします。
posted by ほあほあ at 23:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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