2010年05月29日

高校生への講義

昨日(5/27)、某・都立高校にて、高校1年生向けに講義をする機会をいただきました。非常に貴重な経験になったので、忘れないうちにエントリーアップ。

この講義は、その高校のキャリアガイダンスの一環として行われているらしく、1年生にはいろいろな仕事のことを知ってもらおうという主旨で、幅広い職業の方が呼ばれていました。具体的にいうと:検事、キャビンアテンダント、管理栄養士、カーエンジニア、公務員、広告制作者(抜けがあったらすみません…)、そしてなぜか研究員(←ワタクシ)

研究員としては数多くのプレゼンをしてますし、大学でも4年間くらい授業を持たせてもらいましたが、高校生(しかも1年生)相手の講演となると、さすがに未体験ゾーン。一体どんな話をしたら良いのかと悩みましたが…いつもの技術的な研究紹介は高校生には全く響かないというコメントなどもあり、企業の研究者としての体験と、研究者という仕事の魅力を伝えることをテーマに設定しました。

そして、授業開始:

R1001118_2.JPG


…いやぁ〜、こういう教室に入ると嫌でもノスタルジックな気分になります。笑

講義を受けている生徒の態度は、普通に興味を持っている生徒、友達とはしゃいでる生徒、「ったりぃ〜」的な低テンションの生徒、単に眠そうな生徒など、実に多種多様。なんやかんや言いながらも能動的に講義に来ている大学の学生とは全く違う空気感で、教壇に立って早々に「いかにコイツらに自分の話を聞いてもらうか?」と、ギアを一段上げざるを得ないと感じました。

で、結果どうだったのかというと…自己評価ですが、まぁ悪い出来ではなかったかなぁと思います。

CAの人は研修で受けた授業を再現したりして、職業の疑似体験ができるように工夫していたようですが、研究者の場合はそれはさすがに難しい。しかし、研究というプロセスを紹介する中で、「キミならどうする?」と、ちょいちょい生徒にからみながら、多少は新しいことを考える体験はさせられたと思います。また、身近な話題である「ケータイ」を中心に説明できたのもよかったです。

(自分、ケータイで実用化されている技術を作ったことがないんですが、まぁそれは置いといて…苦笑)

そして、最初はバラバラな空気感ではあったものの、徐々に話に興味を持ってくれる生徒の様子を見ると、やっぱり授業は楽しいなぁという思いを新たにしました。大学のときとは、また別の感覚ではありますが、なんというか、いいエネルギーをいただきました。

正直、準備はなかなか大変でしたが、また機会があればやらせてもらいたい仕事ですね。
posted by ほあほあ at 00:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

PRMU201005@中部大

…に、参加してまいりました。プログラムはこちら:

PRMU/IE/MI共催2010年5月研究会プログラム
(信学会・研究会システムより)


(注:残念ながら、私は初日のみの参加だったので、2日目の情報はありません)

今回の研究会の特別テーマはなんと「First Person Vision」

…ってナニソレ?という人は多いと思いますが、これは新しい概念だそうです。ひとことでいうと、当事者(一人称)の目線で撮影された映像を対象とした解析等に関するテーマ(と理解)。今回の研究会をきっかけにこの概念を流行らせよう!という、斬新な特別企画でした。

「First Person Visionと言っても課題自体は既存研究の焼き直しでは?」といった意見も一部の方から出ていましたが、ライフログという流れもあり、これから実際に盛り上がりそうな研究テーマではありそうです。意外と(?)今回の研究会は歴史に残る会になったのかもしれませんね。w

TS3O0012.jpgそんな特別テーマと関係あったりなかったりですが、個人的に印象に残った点をざっくりリストアップすると:

  • 東大・山崎先生の「40分で書くHoG」。まさかホントにその場でコーディングするとは思わなかった…
  • 懇親会での中部大・藤吉研究室の学生によるポスター発表。1つの研究室から11件もの発表を出せるのは本当に立派です。藤吉先生(@hf149)のご指導の賜物でしょうね。。
  • 懇親会のお食事。日帰り出張で名古屋メシを一通り(天むす、きしめん、ひつまぶし)堪能できれば十分元はとれたと言えるでしょう。(「元」が何なのかはさておき…)


あと、個人的にはPRMU専門委員を仰せつかってから3年目に突入し、ようやく他の委員の方々と仲良く会話できるようになった気がします(気のせいでないことを祈る)。何せPRMUは専門委員の人数が多くて、顔と名前の一致すら難しく、一部の方には失礼ぶっこいているとは思いますが…今後も何卒よろしくお願いします。

写真は、私の First Person Vision 的な「天むす」の画像です。
posted by ほあほあ at 21:50| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 学会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月13日

「ツイッターノミクス」

…を、読みました。

内容は、いわゆるツイッターのマニュアル的なものではなく、企業のマーケティング観点からのソーシャルメディアとの付き合い方の指南書といった感じ。実例も多数紹介されており、非常に興味深い内容でしたが、それゆえ、本書のタイトルの付け方に若干の違和感も。(「ツイッター」と付けた方が売れるだろう的な判断でしょうが…)

本書では、ソーシャルメディア上での信頼度を表す貨幣的な「ウッフィー(whuffie)」という概念を提唱しています。そして、滅私奉公的な精神でその「ウッフィー」を稼ぐことにより、ソーシャルメディア上での企業の信頼度が上がり、結果的に市場経済での収入につながることを主張しています。この文章だけ切り出すと「ほんまかいな」と感じる人は多いと思いますが、本書で紹介されているさまざまな企業での実例を読むと、非常に納得感があります。

また、これからソーシャルメディアに進出しようとしている人・企業向けに、著者によるアドバイスとして、「ウッフィーを増やす五つの原則」や「ウェブ上で顧客を増やす八つの秘訣」など、わかりやすい形でまとめられ、解説されています。個人的には、これらの箇条書きのところだけ切り出して、いざという時(どんな時だろ?)の心がけとして、頭に入れておくべきと感じました。

ということで、なかなかの良書だと思ったのですが、それゆえ(しつこいですが)タイトルが残念…。ソーシャルメディアが近い将来になくなるとは考えにくいのですが、その中で今流行っている特定のサービス名を冠としてしまったため、ン年後に単なる流行本扱いされてしまわないかと、懸念します。まぁ、余計なお世話でしょうけど。。

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村井 章子

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posted by ほあほあ at 09:09| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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